SEO会社のおすすめの選び方|種類・比較軸と避けるべき業者の特徴

公開日:
最終更新日:

SEO会社を探すと、おすすめ一覧やランキングの記事が数多く見つかります。しかし、自社に合う会社は目的やサイトの状況、社内の体制によって変わるため、他社の評価だけで選ぶとミスマッチが起こりやすくなります。

ここでは、SEO会社の種類と得意分野、比較するときの軸、契約前に確認すべき点、Googleのガイドラインに照らして避けるべき業者の特徴を整理します。依頼の流れや、自社で内製する場合との比較もまとめているので、初めて外注を検討する中小企業の方は判断の材料にしてください。

中澤 寛

Atkid 代表

中澤 寛

Atkid株式会社の代表として、ホームページ制作・SEO対策・Web広告運用などのWebマーケティングを統括。2014年の創業以来、自社事業でも集客から成約まで仮説検証を重ね、現場で再現できる施策をクライアントへ提供しています。

ライター詳細
目次

SEO会社の支援範囲を4つのタイプで整理する

SEO会社は、戦略と改善提案を担うコンサル型、記事を作る記事制作型、分析ツールを提供するツール型、広告や制作も含めて支援する総合代理店型の4タイプで比べると違いがつかみやすくなります(業界で統一された分類ではなく、本記事独自の整理です)。同じ「SEO会社」でも得意な範囲が異なるため、自社が任せたい作業から逆算して候補を絞るのが近道です。

種類主な支援内容向いている企業
コンサル型キーワード戦略、競合分析、サイト構造の改善提案、効果測定社内に実装や執筆の担当者がいて、方針と優先順位を決めてほしい企業
記事制作型記事の構成、執筆、校正、リライト戦略はある程度決まっており、記事を作る手が足りない企業
ツール型順位計測や競合分析などのツール提供、使い方のサポート社内で分析と改善を進められる担当者がいる企業
総合代理店型SEOに加えて広告運用、サイト制作、SNSなどをまとめて支援Web集客全体を一つの窓口で任せたい企業

Google検索セントラルのSEO業者の利用に関するページでも、SEO業者が提供するサービスとして、サイトのコンテンツや構成の見直し、技術的なアドバイス、コンテンツの開発、キーワード調査、SEOのトレーニングなどが挙げられています。実際には複数の種類を兼ねる会社も多いため、種類の名前より「何をどこまでやってくれるか」を確認してください。

目的別に考える依頼先の選び方

どの種類が合うかは、自社の課題がどこにあるかで決まります。社内の状況に近いものから候補を考えると、問い合わせ先を絞りやすくなります。

  • 何から手を付ければよいか分からない場合 現状診断と戦略設計ができるコンサル型
  • 方針は決まっているが記事を書く時間がない場合 記事制作型、またはコンサル型の記事制作プラン
  • 社内に分析できる担当者がいる場合 ツール型を使った内製と、スポットの相談の組み合わせ
  • 広告やサイト改修も同時に進めたい場合 総合代理店型、または複数の施策に対応できる会社

おすすめのSEO会社を見極める5つの比較軸

SEO会社は、目的との一致、手法の透明性、成果の定義、担当体制、費用と契約条件の5つの軸で比べると、自社に合う会社を見極めやすくなります。ランキングの順位や知名度より、自社の課題に対して具体的な提案をしてくれるかどうかを重視しましょう。

自社の目的と会社の得意分野が一致しているか

問い合わせを増やしたいのか、採用につなげたいのか、地域の検索で見つけてもらいたいのかによって、必要な施策は変わります。過去の支援事例が自社と近い業種や地域、規模で積まれているかを確認すると、提案の精度を判断しやすくなります。

手法を具体的に説明してくれるか

何を、なぜ、どの順番で行うのかを説明できる会社は、施策の結果を振り返るときにも頼りになります。Google検索セントラルも、推奨内容がGoogleの公式ドキュメントに沿っているか、変更内容とその理由を説明してくれるかを確認するよう勧めています。

成果の定義と測定方法が明確か

順位だけを成果とすると、アクセスの少ないキーワードで上位を取っても売上につながらないことがあります。問い合わせ数や資料請求など事業の成果に近い指標を一緒に設定し、どのツールでいつ測るのかを決めてくれる会社を選びましょう。

担当者と社内体制が見えるか

実際に作業する担当者と連絡の窓口が契約前に分かる会社を選ぶと、契約後のすれ違いを防げます。定例の打ち合わせやレポートの頻度に加え、営業担当と実務担当が分かれている場合は、提案段階で実務担当と話せるかを聞いておくと安心です。

費用と契約条件が作業内容に見合っているか

月額固定、成果報酬、スポット、記事単価など料金体系によって、同じ金額でも作業量は変わります。料金体系ごとの相場や見積もりの比べ方はSEO対策の費用相場を解説した記事で詳しく整理しています。

SEO会社と契約する前に確認すべきこと

契約前には、作業範囲、権限の渡し方、成果物の帰属、最低契約期間と解約条件、報告の方法の5点を文書で確認しておくことが欠かせません。口頭の説明だけで進めると、契約後に「その作業は対象外」と言われるトラブルにつながります。

確認項目具体的に聞いておきたいこと
作業範囲調査、提案、実装、記事制作、効果測定のどこまでが料金に含まれるか
権限の渡し方Search Consoleやサイトの編集権限をどの範囲で、いつ渡すか
成果物の帰属制作した記事、画像、分析データが解約後も自社で使えるか
契約期間と解約最低契約期間、途中解約の条件、解約時に施策を元に戻す必要があるか
報告の方法レポートの頻度と内容、打ち合わせの有無

権限については、Google検索セントラルが、監査を依頼する場合でも最初はSearch Consoleの読み取り権限だけを付与し、書き込み権限は与えないよう勧めています。また、過去の顧客に話を聞き、役に立ったか、連携はスムーズだったかを確認する方法も紹介されています。

避けるべきSEO業者の特徴

検索順位の保証やGoogleとの特別な関係をうたう業者、作業内容を説明しない業者、Googleのスパムポリシーに反する手法を使う業者は避けるべきです。違反した手法でサイトの評価が下がると、契約を終えたあとも自社が影響を受け続けることになります。

  • 「必ず検索結果の1ページ目に表示」など、順位を保証する
  • Googleとの特別な関係や「優先登録」があると説明する
  • 事前の了承なく、不審な営業メールを送ってくる
  • 何をどう変更したのかを説明せず、サイトに無断で手を加える
  • 検索ランキングを操作するためのリンク購入・自動生成・過剰な相互リンクや、数千の検索エンジンへの登録を売りにしている
  • Googleに認められたツールであるかのように宣伝する

これらはGoogle検索セントラルが注意を呼びかけている業者の特徴です。Googleは、検索結果でのサイトの表示や掲載順位に関して金銭を受け取ることはないと明記しており、Google広告に出稿してもオーガニック検索の結果には影響しないと説明しています。

手法の面では、Googleのスパムに関するポリシーが判断の基準になります。ランキングを上げることを目的としたリンクの売買や、ユーザーの役に立つことより検索順位の操作を主な目的とした大量のページ生成は違反とされ、違反したサイトは掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。

提案内容から見抜くためのポイント

営業時の説明だけで判断がつかない場合は、具体的な施策の中身を質問すると見極めやすくなります。被リンクをどう増やすのか、記事を誰がどのような手順で作るのかを聞き、答えがあいまいな業者は慎重に検討してください。

  • 被リンクの獲得方法として、購入やリンクを張り合うためのページ作成を挙げていないか
  • 記事の本数や文字数の多さだけを成果として強調していないか
  • 生成AIへの最適化を提案された場合、Googleの公式ガイダンスに沿った内容か

SEO会社に依頼するときの流れ

SEO会社への依頼は、目的と予算の整理、候補の選定、ヒアリングと提案、契約、施策の実行と効果測定という流れで進めるのが一般的です。最初の目的整理を丁寧に行うほど、提案の比較がしやすくなり、契約後のずれも小さくなります。

  1. 目的と予算を整理する 増やしたい成果、対象とする顧客、使える予算の上限を社内で決める
  2. 候補を3社程度に絞る 種類と得意分野、支援事例をもとに候補を選ぶ
  3. ヒアリングと提案を受ける 現状の課題、施策の優先順位、成果の測り方、費用の内訳を聞く
  4. 契約内容を確認する 作業範囲、権限、成果物の帰属、契約期間を文書で確認する
  5. 施策の実行と効果測定 定期的に成果と作業内容を確認し、方針を見直す

提案を受ける段階では、自社のビジネスや顧客、競合について質問してくるかどうかも見ておきましょう。Google検索セントラルは、こうした関心を示さない業者であれば別の業者を探すよう勧めています。

問い合わせ前に社内で準備しておくもの

事前に情報をそろえておくと、各社の提案を同じ前提で比べられ、ヒアリングの時間も短くなります。次のような情報を簡単にまとめておきましょう。

  • SEOで増やしたい成果と、現在の問い合わせ数などの数値
  • 主な顧客像と、顧客からよく受ける質問
  • 競合だと考えている会社やサイト
  • サイトの管理方法(CMSの種類、更新できる担当者の有無)
  • 月々または年間で使える予算の上限

自社で内製する場合とSEO会社に依頼する場合の比較

内製は費用を抑えて社内にノウハウを蓄積できる一方、担当者の時間と学習が必要になり、外注は専門知識をすぐに使える一方で継続的な費用がかかります。どちらか一方に決める必要はなく、社内の得意な作業と外部に任せる作業を組み合わせる方法が現実的です。

比較項目自社で内製する場合SEO会社に依頼する場合
費用主に担当者の人件費と、必要に応じたツール費用月額費用や記事制作費などの外注費
専門知識学習しながら進めるため、立ち上がりに時間がかかる経験のある担当者の知見をすぐに使える
自社理解商品や顧客を深く理解した内容を作りやすいヒアリングや資料共有で情報を補う必要がある
ノウハウの蓄積社内に残りやすい契約内容によっては社内に残りにくい

内製から始める場合は、GoogleのSEOスターターガイドが基本を学ぶ出発点になります。検索での表示状況は、Googleの無料サービスであるSearch Consoleで確認できるため、外注する場合でも自社で状況を把握しておくと、SEO会社の報告内容を判断しやすくなります。

  • 戦略と診断は外注し、記事は社内の知見をもとに外部と共同で作る
  • 技術的な改善だけを外注し、記事の企画と更新は社内で続ける
  • 立ち上げ期は外注で型を作り、運用が安定したら社内へ移していく

SEOの基本的な考え方や施策の全体像を先に知りたい方は、SEO対策の基本を解説した記事もあわせてご覧ください。

SEO会社の選択肢の一つとしてのAtkid

Atkidは、調査・戦略からコンテンツ制作、技術面の改善、効果測定までを一気通貫で支援するSEO対策サービスを提供しています。検索順位だけでなく、問い合わせや売上につながる見込み客の獲得を目標に据えている点が特長です。

  • 調査・戦略 キーワード調査、競合分析、SEO戦略の設計
  • コンテンツSEO 記事制作、内部リンク設計、E-E-A-Tの強化
  • 技術SEO 構造化データや表示速度などの内部SEO対策、GA4とSearch Consoleを使った計測・改善
  • LLMO対応 生成AIによる検索の変化も見据えた最適化

支援はKGI・KPIの定義と課題の仮説づくりから始まり、キーワードと競合の調査、サイト構造と内部施策、コンテンツ制作とリライト、GA4とSearch Consoleでの計測、継続的な改善という順で進めます。

  1. KGI・KPIの定義と課題仮説
  2. キーワード・競合調査
  3. サイト構造・内部施策
  4. コンテンツ制作・リライト
  5. 計測・モニタリング
  6. 継続改善・LLMO対応

複数の自社事業でSEOを実践して得たノウハウをもとに支援しており、外部リンクについては不自然な獲得を行わず、PRや事例公開など自然に得られる施策だけを実施しています。料金やサービス内容の詳細はSEO対策サービスのページで紹介しているので、他社と比較する際の材料としてご確認ください。

よくある質問

おすすめのSEO会社はどうやって探せばよいですか
ランキングや知名度だけで決めず、自社の目的に合う種類の会社を3社程度に絞り、同じ条件で提案と見積もりを比べるのが確実です。手法を説明してくれるか、自社のビジネスについて質問してくるかも判断材料になります。
検索順位を保証するSEO会社は信頼できますか
注意が必要です。Google検索セントラルは、検索順位の保証やGoogleとの特別な関係をうたう業者に注意するよう呼びかけており、Googleは検索結果での掲載順位に関して金銭を受け取ることはないと明記しています。
SEO会社に依頼するとどのくらいで成果が出ますか
分野や競合の状況、サイトの現状によって変わるため一律には言えません。Google検索セントラルも、期待できる成果とその時期、測定方法を業者に確認するよう勧めているので、提案の段階で見通しと根拠を聞いておきましょう。
SEO会社と契約するときにサイトの権限はどこまで渡せばよいですか
Google検索セントラルは、監査を依頼する場合でも最初はSearch Consoleの読み取り権限だけを付与し、書き込み権限は与えないよう勧めています。サイトの編集権限は作業範囲が決まってから、必要な範囲に絞って渡すと安心です。
SEOは外注せず自社でも対応できますか
対応できます。Googleは公式のSEOスターターガイドを公開しており、Search Consoleも無料で使えます。社内で基本的な改善を進め、戦略設計や技術的な改善など知見が必要な部分だけを外注する方法もあります。

「何を相談していいかわからない」
「集客するための方法を教えて欲しい」

そんな無料相談を受け付けておりますので
お気軽にご相談くださいませ!